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二つ以上の液体(お酒でも、ジュースでも)を混ぜれば、それはカクテルになります。
カクテルという名称の由来ですが、いくつかの説があり、どれが正しいものかは分かっていません。
このように、「カクテル」という名称は自体は、比較的近代についたようです。
しかし、カクテルの起源は古く、それは古代のローマやエジプトの時代にまでさかのぼります。そのころから既に、お酒に蜂蜜や砂糖を加えて飲んでいたようです。
しかし、現代のようにカクテルが発展するキッカケとして、アメリカの禁酒法(1919年〜1933年)と製氷機の発明(1880年ころ)があります。
この時代、粗悪な密造酒を何とかおいしく飲めないかと、人々が試行錯誤し、アメリカで職のなくなったバーテンダーが、職を求めてヨーロッパに散っていったことがカクテルが発展する背景となりました。
禁酒がキッカケで、逆にお酒が普及してしまうなんて、皮肉な話ですよね。
また、カール・フォン・リンデの製氷機の発明によって、それまで混ぜることの難しかったお酒も混ぜ合わせることができるようになり、カクテルのレシピが増加する要因となりました。