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古代エジプト、古代ローマ、あるいは唐(中国)の時代には既に、酒に色々な風味をつけて楽しむ習慣がありました。古代ギリシャの医者ヒポクラテスが、作ったワインに香草を溶かした水薬を用いていたという記録もあります。
蒸留酒をベースとして保存性を高めた「リキュール」が生まれたのは、十字軍の遠征によってアラビアの技術を知り持ち帰った中世ヨーロッパの時代です。
中世の錬金術師たちによる錬金術の発展の過程で蒸留の技術が発達し、高いアルコール度数の酒が作られるようになり、それらをラテン語で「生命の水」という意味のアクア・ビテ(Aqua Vitae)と呼びました。
錬金術師たちは、蒸留酒を生命力を高める為の霊酒と考え、各種の薬草・草類を加えてさらに効果の高い、不老長寿の秘薬「エリクシル」を作ろうと、13世紀頃、医者で錬金術師であったアルノー・ド・ビルヌーブをはじめとして、さまざまな研究を重ね、これがリキュールの原型となります。
その後もフランスを始め、リキュールの製造方法は各地の修道院に受け継がれ、リキュールは薬用酒として盛んに作られ続け、現在でも門外不出のレシピで修道院で作られるリキュールがたくさんあります。
シャルトリューズのように、名前に修道院の名前が付いているものが多いのはそのせいです。
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ホワイトキュラソーの代表的な銘柄。お菓子作りにもよく用いられます。ビターオレンジとスウィートオレンジの果皮を元に蒸留酒を作り、さらにオレンジの花からの抽出液やシロップなどを加えて完成です。
ホワイトキュラソーに色を付けたものを、ブルキュラソーなどとなります。ホワイトキュラソーは別名「トリプルセック」とも言います。
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ビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダー等数多いハーブをアルコールに浸出させて作られます。1860年、イタリアのミラノでガスパーレ・カンパリによって創られました。独特の苦味があります。
製造元のダヴィデ・カンパリ社は、ヴェルモットのチンザノ、ウオツカのSKYYなどを傘下におさめる、酒造業界の一大グループとなっています。
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チョコレート風味のリキュール。製菓に用いられることも多いリキュールで、カカオの色を残したものと、カカオの色を取り除いて無色にしたものもあります。
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アラビカ種のコーヒー豆をローストしてスピリッツに浸け込み、バニラなどの芳香成分を添加して製造されます。いつ誕生したか定かではないようですが、数世紀前からメキシコ人が愛飲していた記録があります。