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ラムの製造方法

ラム酒はサトウキビの絞り汁から砂糖をとった後の糖蜜(アンデュストリアル)※を水で薄めてから、約24時間かけて発酵させ、酵母の働きで糖分がアルコールに変わります。

(サトウキビの絞り汁を薄めて、直接作る場合(アグリコール)もあります。)

その後、連続式蒸留器で95%以下で蒸留させ、再び水を加えて樽熟成すれば、完成です。

ラムの熟成に使う樽には、基本的に新樽は使われず、フランス産、アメリカ産のホワイトオークの古樽が使われます(コニャック樽、バーボン樽)。

また、カリブの国々では、暑い気候のため、長期熟成は向かない(蒸発が早すぎる)ため、涼しい英国やフランスに輸送して熟成されます。

※糖蜜とは砂糖を作るときの副産物で、さとうきびの搾り汁を精製のために煮詰めてできた結晶(つまりこれが砂糖・粗糖ともいいます)を取り除いた後に残ったどろどろの液体をさします。

蒸留・熟成方法によるラムの分類

ラムは、蒸留・熟成方法によって風味や色が異なり、ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムに分類されます。

ホワイトラム
水で薄めた糖蜜を、純粋培養酵母で発酵させ、連続式蒸留器で蒸留します。

アルコールの度数を調整する割り水を行い、貯蔵タンクまたは内側を焦がしていない樽で、熟成・ろ過します。

ダークラム
糖蜜を自然発酵させ、更にさとうきびのカスなどを足して再発酵させます。
この発酵工程によってダークラムの独特な風味がつきます。

蒸留は単式蒸留器で行い、内側を焦がした樽で3年以上熟成させると樽から色や香りが染み出て、濃い褐色で豊かな風味のラムが生まれます。

ゴールドラム
糖蜜を自然発酵させた後に連続式蒸留器で蒸留するという中間的な製法、カラメルで着色をする方法、ダークラムとホワイトラムをブレンドする方法がある。

目次

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代表的なラムの銘柄一覧

->ラムの銘柄一覧はコチラ

バカルディ
\1080〜

チャコールフィルタで不純物を取り除いたラム。
スピリッツの中で世界最多の出荷量を誇る銘柄で、ボトルに描かれた「バット・デビス」(こうもりの絵)が特徴。
バカルディ

マイヤーズラム
\1220〜

ジャマイカ産の代表的なダークラムです。
200種類以上の原酒から20種類のものを厳選してホワイトオークの樽につめ、通常2年間熟成させる所を8年間貯蔵して作成されるラム。
マイヤーズ ラム

ハバナクラブ
\980〜

100年以上の歴史のある地下貯蔵庫で熟成させるラム。
ラベルにはコンクールで受賞したメダルと女性像(「ヒラルディア」というハバナ港の入り口にたっているブロンズ像)が記されています。
ハバナ クラブ

レモンハート
\1280〜

英国海軍にラムを納入していたレモン・ハートが1804年に発売したラム。
現在はアライド・メドックのブランドで、カクテル・ベースとしての理想的なホワイトラムと言われています。
レモンハート

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他のお酒も見る

ジン ウォッカ テキーラ ラム
ウィスキー ブランデー リキュール その他

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バカルディ bacardi

当サイトの一押しです!

 vol(容量)  750ml
 alcohol(アルコール)  40%
 home(原産国)  Cuba(キューバ)
 founder(創設者)  Don Facund Bacardi
 establish(創立年)  1862

\1080〜 (taxes included、税込)


ドン・ファクンド・バカルディが、1862年にキューバで蒸留されたラムを世界で初めてチャーコールろ過し、独自の方法で熟成させ、ブレンドしたラムを作り始めます。さらに、小さなトタン屋根の蒸留所を買い取り、自分の名前を冠した会社を設立し、バカルディの販売を拡大していきました。

バカルディが広まるきっかけに、くしくもアメリカの禁酒法がありました。アメリカ国内でアルコールを飲むことのできないアメリカ人がこぞって、観光地としてキューバに訪れ、滞在する間にバカルディを楽しみました。

当時マイアミとハバナの間で運行していたパン・アメリカン航空は「ハバナに飛んでバカルディの中に飛び込もう!」と宣伝し、雑誌フォーチュンは「ハバナの街中でバカルディがスペイン語でコウモリを意味すると思い込んでいる大勢のアメリカ人がダイキリを浴びるように飲んでいる」と報じています。

しかし、1959年に起きたキューバ革命により、バカルディの生産は危機を迎えます。キューバ国内にあった全ての財産は社会主義政権によって接収されてしまったのです。当時のキューバ政府は、接収したバカルディの蒸留所でラムを生産し、バカルディの名前で輸出することによって外貨を獲得しようとするが失敗に終わっています。

バカルディは、キューバ革命が起こる以前から、国外にも生産拠点を持っていたので、メインの拠点をキューバから移すことで生産を続け、現在は世界中で飲まれているスピリッツとなっています。

バカルディのラベルにも記されている「コウモリのマーク」をバット・デバイスといいます。このバット・デバイスにも商品と同じように歴史があります。

19世紀中頃はまだ文盲率が高く、一般の人に自社のラムを識別してもらうために、ドン・ファクンドは印象的なマーク(商標)を必要としていました。それを助けたのは彼の妻ドーニャ・アマリアでした。彼女が初めて蒸留所に入った時、彼女は垂木にフルーツコウモリが群生しているのに気づきました。芸術愛好家だった彼女は、キューバの絶滅した先住民、タイノス族が、コウモリをすべての文化財産の所有者とみなしていたことを知っており、現地の言い伝えから当時の人々もコウモリが健康、富、家族の団結などをもたらすものであると一般的に信じられていることも知っていたのです。
ドン・ファクンドはもちろん、この「コウモリ」を自社の商標として採用することにしました。その後現地の人々に「ドン・ファクンドのラムはコウモリのラム」として広く知られるようになります。

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メーカーURL:www.bacardi.com
販売元:イー・エス・ジャパン株式会社

ラムベースのカクテル

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